イタル~another day~
ホレ
と言って鍵を渡された。
「もう、お前のもんだ。支払いは毎月の給料から引いておくから」
え?
「エンジンかけてみろよ」
シゲルが自分のことでもないのにワクワクした顔で言う。
給料から引く?
気になったが
まずはバイクだ。
バイクにまたがる。
鍵穴に鍵をさす。
ハンドルをにぎってみた。
初めてなのに何故かしっくりくる。
「早くしろよ」
シゲルが焦れる。
「そんなの買う前にやれよ」
シゲルの言う通りだ。
総太さんは、ただ見守っている。
イグニッションをONに。
セルスターターを押す。
キュルル
ウォン!!
エンジンが一発で始動。
鉄の塊に命が吹き込まれた。
と言って鍵を渡された。
「もう、お前のもんだ。支払いは毎月の給料から引いておくから」
え?
「エンジンかけてみろよ」
シゲルが自分のことでもないのにワクワクした顔で言う。
給料から引く?
気になったが
まずはバイクだ。
バイクにまたがる。
鍵穴に鍵をさす。
ハンドルをにぎってみた。
初めてなのに何故かしっくりくる。
「早くしろよ」
シゲルが焦れる。
「そんなの買う前にやれよ」
シゲルの言う通りだ。
総太さんは、ただ見守っている。
イグニッションをONに。
セルスターターを押す。
キュルル
ウォン!!
エンジンが一発で始動。
鉄の塊に命が吹き込まれた。