イタル~another day~
うぉー

と内野手たちが雄叫びをあげる。

佐藤君と高見君とその場でひとしきり喜んで、
俺達もマウンドの方へ駆け出した。

ランナーにタッチした富樫君だけが眼を丸くしていたが、一拍遅れて

「やったぞ~!」

と拳を挙げた。

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