3人は学校の人気者


魁side


勢いで好きだって言ってしまった。


確かになるちゃんのこと好きだけど…あんなに困らせるつもりじゃなかったんだ…。


小さい頃からずっとなんだよ…。


あの日から、ずっとだ。


なるちゃん以外考えられないんだよ。


だけど、なるちゃんがオレじゃなく、他の奴を選ぶなら、オレはなるちゃんの幸せを願うよ…。


なるちゃんが幸せならそれでいいから…。


あの笑顔が消えないならそれでいいから…。


もし、幸せそうに笑ってなかったら、そのときは力ずくでも奪い取ってやる。


まぁなるちゃんが嫌がるだろうからやめとくけど…。


「はぁ-…相当ハマってるなぁ~」


好きだから仕方ないんだけどね?



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