3人は学校の人気者


「な…ななな何でここにいるんですか!?」


思わず、大きな声をだしっちゃったけど…。


だけど、ビックリしちゃったんだもん。


「なるちゃんでも大きな声でるんだね」


関心したように夢水くんは目を見開いている。


「誰でも出るだろ」


鈴宮くんはベッドの上に座る。

「ところで、海上さんは僕たちのなにが知りたいの?」


な…にが…?


それは、だってみんな本当のこと言ってるようには見えたいから…。


なんて言えません…。


「……」


私は口を閉ざす。


「俺たちのこと知りたいんだろ、なら彼女役したらいいじゃねーか」


そんなあっさり…。


「それもそうだね、海上さん僕たちと友達にならない?彼女役は仲良くなってからでいいから…。ね?」


三条くんは私にウインクする。

あぁ、どうして三条くんはそんなことをしても寒気がしないくらいかっこいいんだろう…。


分からない。


だって普通ならモテたら嬉しいものなんじゃないの?



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