3人は学校の人気者


「えっとね~。なるちゃんがオレのこと名前で呼んだらね?」

な…まえ…。


ナマエ?


名前!?


無理です!!


「じゃあ、僕の名前も呼んでもらおうかな♪」


「俺も…」


二人まで!!


「やっ…無理です…呼べないです…」


このまま、顔を隠したい…。


「赤くなっちゃってかわい~」

私をからかう夢水くん。


もうやだぁ~…。


「ほーら、チャイムなったって言ってるでしょ?さっさと行く!!」


『はーい』


私と三条くんと夢水くんが声をハモらせる。


こんな偶然あるんだ…。



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