3人は学校の人気者
「今度から僕たちが鳴海ちゃん守るから安心してね?」
零くんの優しい言葉になんだか嬉しくなる。
だけど自分の身は自分で守らなきゃ。
「気持ちだけもらっておくね?」
「鳴海ちゃん…」
零くんが心配するのも分かるよ…。大切な友達を酷い目に遭わせたくないんだよね…。
「なるちゃんほんとに大丈夫なんだよね?」
魁くんの優しい声。
「うん、大丈夫」
自分でなんとかできるよ…。
だって、みんながいるんだもん。