3人は学校の人気者
結局彼女!?
瑠衣くんの言葉で私は彼女役することになってしまったらしい…。
彼女役というか3人が私のこと好きってことにするしい…。
なんだか変な方向に進んでるような気がする。
私はなぜかめがねとゴムをとられて、コンタクトをつけられた。
なんでなんだろう…。こんなことをする意味はどこにあるんだろう…。
靴箱につくと女子たちが集まっていた。
こんなにいるの!?
明日には学校中に知れ渡るんじゃないでしょうか…。
「ね…ねえ、やっぱりやめない?」
零くんの服を引っ張ってそうつげると、瑠衣くんが言った。
「やめない」
瑠衣くんには聞いてない…。
『あっ!瑠衣くんよ!!』
『魁もいる!!』
『三条くん!!』
うわぁっ!!
みんな3人めがけて突進だ…。
な…なんか恐いよ…。
「鳴海、少しそこで待ってろ」
「は…はい…」
なんだか瑠衣くんがかっこよく見える。
「なるちゃん、待っててね♪瑠衣がなんとかするから」
待つけど…何かあるのかな?
3人はもう女子の群れの中にいるし…。
何話してるか分からないし…。
なんか手招きしてるし…。
手招きって…来いってこと!?