3人は学校の人気者
「だから?俺には関係ねーだろ」
「な…なな…瑠衣くんは昔から変わらないね!!」
私はムカムカしながら言った。
「お前もな、つか、俺にそんな口聞いてもよかったっけ?それとも俺のしつけがたりなかったのか?」
うっ…思いだした途端これだもん…。
「たりてます…」
こう言うしかないじゃないですか…。
「それよりさぁ、山炭のことどうすんの?あいつ何か狙ってそうなんだけど…」
魁くんが私から手を放して瑠衣くんに問いかける。
「あいつが狙ってんのはまたこいつだろ、鳴海は分かんねーみたいだけどな」
顎で私を差す瑠衣くん。
「そうだろうね…。瑠衣また何かしたんじゃないよね?いっつも厄介なことになるのって瑠衣が絡んでるような気がするんだけど…」
零くんが後ろにいる瑠衣くんを見る。
「瑠衣くん、背伸びた?」
「あぁ伸びたけど?」
やっぱり…。
って、今どうでもいいのに!
私ってバカだよ…。