青春ヒエラルキー
identity
ただ寂しいだけの僕なんです

体を何度重ねても、何人とでも

満たされはしません

どういう事なのか

僕自身が知りたいと

君に聞いた所で答えが出る筈もなく

ただ呆れるその顔が冷たく

ドーリーフェイスを引き立たせるのです

舌打ち一発

ぐだぐだの僕を掻き分けて、君は僕の一番堅い所に辿り着く

君は僕を知っている

僕が交差したいのは、体ではなく心

なのかもしれません

ただ寂しいだけの僕は今日も答えに逢えず

寂しい夜を過ごすのです

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