。+°俺様オオカミ°+。




 「私、稀龍君にもっと近づきたいんです…」

 顔を赤らめ上目づかいで見つめる。

 「近づく…」

 この上目に男の子はやられるのかぁ…。

 「なので稀龍君とお話しさせてもらえないですか?」

 「な~んだお話?任せてよ!」

 それくらいならちょろいもんだよ!!

 「お願いします!あ、教室に戻りますね?」

 優華ちゃんが頭を下げて屋上を出ていく。

 恋のお手伝いなんて初めてだ!

 ドキドキしちゃうな…。




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