。+°俺様オオカミ°+。






 「早くしねぇとおいて行くぞ」

 私の好物だと知っておいて最後の一個のたこさんウィンナーを食べた稀龍。

 「あ、あぁ!たこさんウィンナーが!!」

 泣きそうなくらい悔しい。

 「バカ稀龍!!」

 お返しに稀龍の好物の卵焼きを食べてあげた。

 「てめぇ!」

 稀龍を黒いオーラが包む。

 「最初に食べたのは稀龍だもん!!」

 「だからといって卵焼きを食うやつはゆるさねぇ!!」

 「なにぃ!?」

 「ほら、あんたたち早くしないと」

 おばさんが時計を見せた。

 針は、8:00を差している。

 「「ち、遅刻ーーー!!」」





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