。+°俺様オオカミ°+。


 「行くぞ」

 稀龍に軽々と抱えられる。

 「ちょ、ちょっと」

 足をジタバタさせてみるけどダメみたい…。

 「楽しみだな」

 クスリと笑う稀龍は私の服を一枚一枚脱がしていく。

 は、恥ずかしすぎるからぁ!!//

 「き、稀龍っていつからそんなに意地悪になったの!?」

 昔は、私の悪口しか言わなくてバカとかきもいとか…。

 「今までは、隠してただけ」

 何も身に着けていない格好になってしまった私は、まともに稀龍の顔を見れない。

 「お前は俺のモンだからな」

 さっきつけた痕をマジマジと見つめる。

 「うぅ…恥ずかしい…」

 顔を隠すのにわざと手を退けられる。




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