。+°俺様オオカミ°+。
私の変化




 「起っきろーーー!!」

 今日はなかなか起きない。

 「ねぇ、起きてよーー!!」

 「んぁ…?」

 起きた!!

 まだ寝ぼけているようだ。

 「まだ…ねみぃ…」

 「きゃっ」

 稀龍に腕を引っ張られて布団に引きずり込まれた。

 「ね、ねぇ!き…稀龍!!」

 後ろから抱きしめられている状態の私は腕から出ようと必死。

 「ま、また遅刻しちゃうよ!!」

 私、なにドキドキしてんのよ!?

 顔熱いし!!

 「…ぁ?」

 やっと起きた!!
 
 「てめぇ勝手に入ってきてんじゃねぇよ!!」

 「ぎゃ!!」

 私は、ベッドからけり落とされた。

 「入れたのはあんたでしょうが!!」

 私は、蹴り返した。

 「てめぇ!!」

 「朝からやめなさい!!」

 一回からおばさんの声が響いた。

 「ふんっ!」

 私は、アッカンベーをして一回に降りた。


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