。+°俺様オオカミ°+。




 「違う、美聖は何も悪くねぇから」

 悪いに決まってるよ……。

 「ごめん、なさいっ…」

 私は気が付いたら走り出していた。

 後ろで稀龍が私の名前を呼んでるのに振り向くことができない…。

 悪いのは全部私だから私が一人で終わりをつげに行って来るね…。

 稀龍、珱斗、美羽、珱斗ママ…、

 ごめん、本当にごめんね…。




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