君だけのもの。
「んじゃ楽しめよ!
酒は今日は俺がおごってやるぜ!」
「ほんと?!啓くん優男〜♪
頑張ってくださーい!」
ぶんぶん手を振る加奈に
爽やかな笑顔を残して
行ってしまった。
「お前ら呑むの?」
「もう大人だもーん!
拓哉くん呑みます?」
「16歳のガキが
なにいってんだよ(笑)
潰れてもしらねーぞ?
俺はカクテル1杯」
「すいませーん!
ドンペリ1丁はいりまーす!!!」
「は?!」
「ちょ加奈、啓くん怒るよ!(笑)」
周りにいた人達から歓声があがる。
加奈は悪戯に笑ってみせた。
……あいつ悪魔だ…(笑)