ヤクソク
しばらく公園内を行き交う人々を見つめる。

家族連れや、ストリートミュージシャン…そして手を繋ぎ、幸せそうに歩くカップル…
そんなカップル達が微笑ましくてうらやましい…

私が再びお茶を飲み、小さくため息をつくと、突然私の隣に男が腰かけてきた。

他のベンチも空いてるのに…

私はいぶかしげに視線を隣に向けた。
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