ヤクソク
隣に腰かけたのは若い男だった。
視線はこちらに向いている…

私はその視線に気づかない振りをしてベンチから立ち上がろうとした。


すると…
「あ、まって。こんにちは。」
声をかけられ、反射的に視線を彼に向ける。
目があってしまった…

目があってしまった手前、あからさまに無視をするのは…

仕方なく私はかるく会釈だけを返した。
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