雪姫〜雪のような純白の姫〜


「雪。雪雄は?」


雪雄?お兄様?・・・・・


ああ!!まだ閉じ込めてたままだ!!



「ゆ~き早く開けろ!!俺は腹が減った!!」



「すみません。私何も持っていません・・・」



「菊。いいよ、大丈夫だから泣かないで」



雪雄は菊を抱き寄せた。


そしてキスをしようとしたそのとき




『ごめんなさいお兄様、菊』
ガチャ・・・








< 22 / 62 >

この作品をシェア

pagetop