異常女



赤ん坊は二人とも生きていたが、あたしはどうしたらいいかわからなくなり、智美さんにメールで向かえに来てほしいと送った。

とりあえずこの家にあったタオルでくるんでやった。

そして妊婦はバラバラにし、小野原と同じようにミキサーにかけた。










しばらくすると、智美さんが向かえに来た。

向かえに来たときは智美さん家にいる医者もついていた。



大きな車の中で医者が色々しているときに助手席に座った智美さんが言った。

「あの男に子ども?あんなヤツに子どもは育てられないよ。ねぇ多美、あんたが育ててみれば?」

「ええ!?出来ないよ!」

「そんなことないわよ、出来る出来る(笑)」



智美さんが呑気に笑った。







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