コスミックダスト-戦塵の宮殿
「鍵の在り処を知っているのか?」
ミドリが血相を変えて尋ねた。
「はあ?」
「ライフガードの鍵のことだな?」
「知らん」
「頼む。悪いようにはしないから鍵を返してくれ」
「はあ?」
「あの鍵はキルジャにとってとても大切な物なんだ」
「知らねえよ」
「2年前に盗まれたんだ」
「盗まれた?」
「誰が盗んだのか未だに判らない。そうか。オマエだったのか」
「ドアホ! なんで俺がそんなもん盗む必要があんねん!」
「ペイジャックの仕業とも考えたが、ヤツが宮殿内のセキュリティルームの中の金庫の中にある鍵を盗むことなんか不可能だ」
「それやったら尚さら、そんなものをオレが盗めるわけないやろ」
「キルジャ軍の個人情報から兵器の管理、国のトップシークレットなんかをインプットした重要なデータボックス。それを開くための鍵なんだ」
ミドリが血相を変えて尋ねた。
「はあ?」
「ライフガードの鍵のことだな?」
「知らん」
「頼む。悪いようにはしないから鍵を返してくれ」
「はあ?」
「あの鍵はキルジャにとってとても大切な物なんだ」
「知らねえよ」
「2年前に盗まれたんだ」
「盗まれた?」
「誰が盗んだのか未だに判らない。そうか。オマエだったのか」
「ドアホ! なんで俺がそんなもん盗む必要があんねん!」
「ペイジャックの仕業とも考えたが、ヤツが宮殿内のセキュリティルームの中の金庫の中にある鍵を盗むことなんか不可能だ」
「それやったら尚さら、そんなものをオレが盗めるわけないやろ」
「キルジャ軍の個人情報から兵器の管理、国のトップシークレットなんかをインプットした重要なデータボックス。それを開くための鍵なんだ」