コイロキシルテ


「メリー。あたしの代わりに新しい世界
をちゃんと作ってね。
もう私みたいな人を作っちゃ駄目だからね。

こんな

私の願い叶えてくれてありがとうね

メリー。」


メリーはまるで子どものように

泣き出した



もう何十年も生きてるのに


天使はずるいな

不老なんて。


あっ


アイリーの事忘れてた!

私はアイリーに近づき声をかける


するとアイリーまで泣き出した


私は訳が分からずハンカチをとりあえず
アイリーに渡した


「メアリーだったんだこの世界を願ったの。」


「う、うん。」


アイリーは安心したように
泣きながら眠ってしまった


なんだったの?


「メアリー帰ろうか。」

「うん。あ、これからは様をつけてね」


不適に笑えば

メリーとアリーはまさかという顔になった



どうやら通信しちゃったみたい



「メアリーっておっ。」

私は言いかけたメリーの口に指を当てた



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