危ない関係 【短篇】
~美砂へ

ごめんなさい。

君を傷つけてしまって、俺は最低だよな。

君は何度も俺を信じてくれたけど、応えられなかった。

美砂を好きな気持ちは変わらないよ。

でも、これ以上、君を傷つけたくない。

俺は人の愛し方がわからないんだ。

小さい時から、父親の母親への暴力を見ていて嫌だったはずなのに。

だから、さようなら。
光聖~
< 19 / 20 >

この作品をシェア

pagetop