好きな人に‘好き’と言われたの
-うちはタカトに話しかけるタイミングがまだ早すぎたのかもな-

そんな事を考えながら、

私準備中
もうすぐ沖縄県人会!
上野らしいから、早目に行って公園でもブラブラしよっかなって

~♪(着信)

‘今日話せる?’

タカトだ!?

このタイミング!?
まじかぁぁぁ
会えるけど、会えるけどさ…

むかつく

でもきっと今日を逃すと、もうタカトと会う機会はない。

そう思った。

まだ6時で良かった。私はタカトがまつ駅へ。家から10分くらいだ

待ち合わせ場所に着くと、重い空気のタカト。

くらっ!?空気重い…

「元気ぃ?」
って思わず私から

居酒屋に入って2人
共烏龍茶で

「……」

あれ?
もう単刀直入に聞くしかない!私は思い切って

「いいよ。話してっ」
と、切り出した

タカトがキョトンとしてる

どうやら、互い相手の話を聞こうと今日集まったみたいね。

2人して
「タカ兄話あるんでしょ?」
「えっ、未幸が話したいことあるんだよね?」

って、うける。
あんなに怖かったのが馬鹿みたい、拍子抜け。

「もう、メールで別れ話されるかと思ってたよ」

「嫌、ちゃんと会って別れ話するのは当たり前でしょ~」

こうゆう部分が普通に好き。

はぁぁやはり別れ話か…

そして、タカトは話はじめた。


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