好きな人に‘好き’と言われたの
段々ね、自分が彼の事 好きなのかよく解らなくなってきた。。もう一層好きな人が出来たらいいのに…

そんな冬、久し振りに将から連絡が入った。

「今沖縄料理店の2号店で呑んでるよ」
「えっ、私本店にいるよ」
「じゃあ会えないな」
「まぁいいさ、楽しんで!」
そんな何となくな会話をして、?時間後。

「2号店からソバとってきて」
「はぁい~」

おつかいを頼まれ、いざ2号店へ。

「おー未幸ぃ~」
「あっ将!」
偶然帰ろうとする将達と会う。6人くらいで呑んでたらしく将の後ろには知らない顔ばかり………
「皆様どうも来店ありがとうございます!」

1人1人の顔を見渡し御礼

…あれ!?

「あっ、兄ちゃんみたことあるよね!!!」

誰だっけ…まぁいっか。
「じゃあ私お使い頼まれてるので!またね!」

そう言って皆と別れた。

―ん…あの人どっかで見たよなぁ…!?ー

「あぁ!!!」
タカ兄だ……!!!!

タカ兄だった!もういつ会えるか解らない人。もう少し話せば良かった…
~♪(着信)
‘将?どーしたの?’
‘俺らさ、2号店行く前に未幸のもう一つ働いてる店(歌舞伎町)に行って来たんだ。’

‘そうなの!ありがとう!’

‘…その時にさ、財布忘れたやつがいるんだよ’
‘そうなの?(笑)わかった明日取りに行けるよう言っとくね’

そう言って電話を切った
―財布忘れたやつ―

誰だろ…

もしかして……まさかね少し期待。タカ兄かも…

ドキドキする。。。
店のドアをあける。

「忘れ物取りにくるはずなんだけど…」

「あー、さっき取りに来てたよ」

!!!!

まじか。遅かった…凹

後々聞けば、やはり忘れ物をしたのはタカ兄だった。

ん、何…うちらは話が出来ない運命なのか?!

うぅ…また話せるかもしれないチャンスを逃した。

うちとタカ兄はすれ違う運命なんだわ(笑

前回で2年の月日が経って再会した人。そう簡単に会う人ではない事確か
まっ会える時は会えるさね。

そんな感じ。

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