好きな人に‘好き’と言われたの
しかし、今までの経験上、居酒屋での約束何て叶わないもので…
ましてや、タカ兄には2年前のボールの件もある。

ここは勇気をだして、

「とか言って、タカ兄行かないでしょう〜!?」
とか言ってみる

「俺、本当に行くよ〜未幸こそ行かないでしょう(笑」

「行くよ~!!しかも、うちは男の人と2人でご飯に余り行かないんだよぉ。行くって言うなんて貴重だよ~」

遠回しな特別作戦(笑)
すかさず将が
「何で?よく男の人と一緒じゃん」

(将と私には共通の店も多いので、時々友達と呑んでるとはちあわせする事がある。)

「だって!あれは、おかまちゃんだし、男の人とご飯行くにしても、行くのは知り合いの店だから…2人って感じじゃないし…」

「あーなるほどね。じゃあ、未幸は警戒しすぎなんだな!ご飯に行こうって言われたらとりあえず行ってみたらいいんだよ。」
…そのまえに、2人で行きたいって思う人がいないのかも…
だから、‘行きたい’って気持ちに素直に頑張ってるんですけど…

「でも居酒屋での約束何て信じないだろ?」

おっ…
私と、同じ事思ってる(笑


「だって俺が今、未幸の事好きだ。って言っても嘘だと思うだろ?俺、未幸可愛いと思うけど」

……えっ

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