初恋相手は檄甘王子☆
「三神っ…!!
お前、どの面下げて
美空の前に現れてんだよ…!」
陸斗が絞り出すような声で
三神さんにそう告げる
「…そんなことどうでもいいの
これで分かったでしょ?
あたしに逆らったら
どんな目にあうか
さぁ、櫻木美空
陸斗くんと別れるって
いいなさい
そうすればもう何もしないであげる」
「ちょっ!!
あんた頭おかしいんじゃない!?
なにいってんのよ!」
唯花が三神さんを睨みつける
三神さんは薄ら笑いを浮かべたまま
本当に…
この人おかしい…
怖い…
怖いよ…