初恋相手は檄甘王子☆




「資料室に用事?」


「うん,ちょっとね
でも用事があるのは,美空ちゃん,きみだよ」


そう言って間宮くんがニヤリと笑った


ヤバいって思って
出口に走ったけど鍵がかかってた


「残念でした。
さあ,こっちおいで」


「や,やだ!」

「意地っ張りだなあ
じゃぁ仕方ないか」

ドサッ

資料室の隅っこにある
大きめのソファに押し倒された

もう…だめ
目をぎゅっとつむった



陸斗…
助けて…


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