笹ノ丘学園〜若者よ、恋をしろ〜








久しぶりにみた春樹は髪の色が茶色から金色になっていた。



「‥んー…オハヨ。あゆ‥」
…きっと寝言。

それからすごい聞きたいけど、今はダメだ。って自分に言い聞かせた。“あゆ”について。


紗佑は呆れたらしくてベッドから離れてソファーに座った。

雛乃は馬鹿だから「ねー!春樹ー!!あゆって誰ぇー??オーキーテーよー!!」春樹のほっぺを力強く引っ張りながら言った。


「…ッ!!いってぇ!!!」


そして、春樹が起きた。








_

< 14 / 21 >

この作品をシェア

pagetop