初恋ノ詩2



そのまま二人で並んで中庭に行き
いつものベンチに座った。


何故だかまだモヤモヤは消えない。


弁当を広げ食べ始めるも
まだモヤモヤは消えないままだった。


理穂が俺の為に作ってくれた
卵焼きを口にし
口の中にふわっとした感触と
甘い味が広がる。


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