初恋ノ詩2



そしてその日の放課後。

俺と理穂は日課として帰路を
共にしていた。


一定の距離を保ちながら歩き
校門を出るところに差し掛かろうとしている。


「あっ
明日は委員会無いから
いつも通りの時間でゆっくり行けるよー。」


理穂が思い付いたようにいった。


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