初恋ノ詩2



「ありがとー♪
でもごめんね?」

「大丈夫。俺も気になってたから。」


そう俺が言った後
また会話がそれて理穂の家の前に着いた。


「じゃあね、海里。また明日。」


「じゃあね。」


玄関の中に理穂が消えるところまで
見送ってから方向を変え
来た道をたどり歩き出した。



< 29 / 55 >

この作品をシェア

pagetop