初恋ノ詩2


龍はすぐ上着をきて戻って来ると

「それじゃ、俺はもう寝るから。
おやすみ」

と言って、私が何か声をかけるまえに
ソファに倒れこんで

すぐに寝息をたて始めた。


「...たくっ」


それを見た私も
龍に布団をかけてから

明日の準備をテキパキ済ませ
龍のベッドで眠りについた。


当たり前だけど、龍のベッドは
龍の匂いがして。

龍に包まれている感じがして
とても心地良かった。


そして私もすぐに眠りに落ちた。


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