腕挫十字固-うでひしぎじゅうじがため-
「あ、あの軽トラ動くんだ」
時弥が呑気に感心する。
「あいつら……ガキの火遊びじゃなさそうだ」
「え?」
杜斗がつぶやき、彼が見つめた先に視線を移す。
「うそ……」
そこには別に2人の男がいて、その男たちに挟まれるように1人の少女が震えて立っていた。
後ろ手に縛られている事が窺える。
「あちゃ……」
「こいつはまずいな」
どうやら思っているよりも大きな事件になりそうな予感がした。
時弥が呑気に感心する。
「あいつら……ガキの火遊びじゃなさそうだ」
「え?」
杜斗がつぶやき、彼が見つめた先に視線を移す。
「うそ……」
そこには別に2人の男がいて、その男たちに挟まれるように1人の少女が震えて立っていた。
後ろ手に縛られている事が窺える。
「あちゃ……」
「こいつはまずいな」
どうやら思っているよりも大きな事件になりそうな予感がした。