腕挫十字固-うでひしぎじゅうじがため-
警察署から出て駅に向かう道すがら、時弥は前を歩く杜斗に発する。
「一応、杜斗の言ってたこと、聞いてくれてたんだね」
「ん? ああ……」
杜斗が派出所に駆け込み怒鳴るようにしてまくし立てながら自衛隊員証明書を見せてバイクにまたがり走り去ったあと、警官2人は顔を見合わせ考えあぐねていたがとりあえず自衛隊員に言われたのだからとパトロールした。
そうしてパトロールしている時に銃声が鳴り響き慌てて応援要請を行ったのだそうな。
「遅すぎるんだよ」
杜斗は舌打ちした。
「まあ無事に解決したんだからいいじゃない」
時弥は呑気に言い放つ。
「一応、杜斗の言ってたこと、聞いてくれてたんだね」
「ん? ああ……」
杜斗が派出所に駆け込み怒鳴るようにしてまくし立てながら自衛隊員証明書を見せてバイクにまたがり走り去ったあと、警官2人は顔を見合わせ考えあぐねていたがとりあえず自衛隊員に言われたのだからとパトロールした。
そうしてパトロールしている時に銃声が鳴り響き慌てて応援要請を行ったのだそうな。
「遅すぎるんだよ」
杜斗は舌打ちした。
「まあ無事に解決したんだからいいじゃない」
時弥は呑気に言い放つ。