スカイブルーな明日




「推薦とか?」




「おう、推薦推薦」




「...そッか、...
 何で渚高校じゃないの?」





何か攻め立てるように
ワタシは少し声を張り上げていた
正座から少し身を乗り出して
ケータイ握り締めて




んー、
ちょッと一真のうなる声が
右耳に聞こえてきて
少しくすぐッたくなる






「渚高校は、野球部の顧問
 変わっちゃってさ、
 今野球駄目なんだよ、あそこ」




だーから、どうせ行くなら
強いとこだろ?
野城は確かに遠いけど
行きがいあるら!




そんなハッキリと
嬉しそうにしゃべられると
何だか調子狂う..







すッごい複雑だし、







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