(未設定)

時間

静かでどこか寂しげだった外の風景の中に、所々ピンク色が映えてきた。

そんな小さな変化にも気づかない私は、ぼーっと外を眺めていた。



「わっ」



ぽん、と頭の上に手を乗せられ、一瞬で我に返る。
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