なんとなく使用人



「実はもう決まってまぁーす!(笑)」


・・・は?


すると廊下から5人の人達が入ってきた。


1人はあいつだった。


私はなぜか反射的に枕を投げた。




「ぶほっ!」


「あ。」


あいつの顔に枕がぶつかる。


私は少し後悔した。


反射的に・・・。


よほど私って、この男のことが嫌いなのね。


「ちょっ・・・!あんた、山本さんに失礼でしょ!」


山本!?山本さんって言うんだ。へぇ~。


「お母さん!この人だけ変えて!」


するとお母さんはニヤニヤし始めた。


「なーにー?この人があんまりイケメンすぎるから照れてんのー?」


違うって!


普通にむかつくからよ!



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