‐hide‐ハイド

恐る恐る目をあける。



そこには彼女が彼の目の前で睨み付けていた。



「あっ?なんだテメー」





男子生徒を離し彼女を睨み付ける彼。






周りにいた誰もが息を呑んだ。





勿論私も例外ではない。




彼を止めるだなんて

…しかも彼女は女だ。


再び彼女が口を開く。



「やめなっつってんの!!気に入らなきゃ殴る?…アンタは小学生のガキかよ?精神年齢いくつ??」

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