‐hide‐ハイド

彼に怯む事なくしっかりとそう言い放った。



「っ!!テメっ…許さねぇ!!」





真田徠は完全にキレて彼女に殴りかかっていった。



今度こそ本当に彼女が殴られるとみんなが思ったはずだ。



しかし、その予想はまたしてもハズレ。




「…当たんないし」

彼女はヒョイと素早く避けて言ったのだ。




挑戦的に笑いながら…。





彼はその後も何度も殴り掛かっていくが全てかわしていた。

< 108 / 401 >

この作品をシェア

pagetop