‐hide‐ハイド
席を移動し終えて、周りの子を待つ。
「あれ?佐賀さん斜め??」
「あっハイ!!よろしくお願いします!!」
また赤い顔をして深々とお辞儀してきた。
「あははっ!!何で敬語?タメでいいよ!」
「うん…!!私の言葉優美って呼び捨てで呼んでね!!」
「OK!よろしく優美」
取りあえず握手を交わした。
「あ、松江さん私の斜め?」
「あ…うん、よろしくね」
優美が話し掛けたのは松江 汐だった。