‐hide‐ハイド
「そう」
微笑んでいる先生。
奇跡は起きた…?
そう思ったのもつかの間、次の先生の言葉に私は突き落とされる。
「そんなくだらない言い訳がつうじるなんてまさか、思ったりしてないよね?」
「…はひ」
…ですよね。
私が甘かったよ。
本気で落ち込む。
「…罰ですか?」
「…いや、反省してるみたいだし、今回は許してあげるよ。ちなみに当番は火曜日に決めさせてもらったから」
「はい!!ありがとうございます!!」
勢いよく頭を下げた。