‐hide‐ハイド
「いやいや!!私より絶対央のが危ないって!!カッコイイんだからさっ。私なんか狙われもしないし~」
「どうだかな…まぁ、それなら送ってください」
「了解しました」
ビシっと敬礼ポーズをして先頭をきる。
「お母さ~ん。ちょいと央を送ってくるね~!」
そう言ってから玄関を出た。
「じゃあ、また明日な!!」
「うん。おやすみ!!」
手を振って別れた。
それからお風呂に入ってさっさと布団に向かった。
「俺が好きなのは琳だっつーの」
そんな事を央が部屋で呟いているなんて、勿論知らない…。