‐hide‐ハイド
【ごめんっっ!!昨日は眠くて…】
そうメールを送る。
すると数秒後に再び携帯のランプが光る。
【全然いいよ!じゃあ、11時に迎えにいくから】
【了解っっ!待ってます!】
メールのやり取りを終え、急いで支度を始めた。
支度が早めに終わり、惟斗を待つ間にボンヤリと今朝の夢を思う。
「どんな夢だっけ…。誰かでてきたっけ?」
ダメだ、本気で思い出せない。
でも、大切な…私にとって大切なことだった気がするんだ。