‐hide‐ハイド
そんな私に対して、汐は小花柄のワンピースにカーディガンを羽織っている。
いつもながら、対象的な恰好だ。
「なにを今更。私達、もともと好みとかちがうもんね」
「ね~」
2人で頷き合った。
「さて…まず、何のる?」
「ジェットコースター!!」
私の質問に元気よく答えた徠。
「お前うっせ~し」
バサリと厳しい央。
「まぁまぁ…」
2人の仲裁をする汐。
「じゃあ、ジェットコースター乗ろう、ね?」
なぜか徠を慰めている私。
やっぱりバランスいいのかな…?