‐hide‐ハイド

ケジメは付けていた。





俺は汐を、ナツも彼氏を選んだのだから、2人でデートとか会うのは止めようって。




ナツの彼氏の暴力はまだ、続いていた。


ナツは耐え切れなくなり、別れを決断したことを話してくれた。






『私…別れる。けど惟斗は彼女さんと別れなくていいからね』




そう言って、彼女は彼氏と別れた。





映画館でそれを聞いて、俺は、どうすればいいか分からなくなった。





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