‐hide‐ハイド

「惟斗。あなたが好きなのはナツさんだよ!
私のはきっと、もう恋愛感情はないんだ、惟斗もわかってるでしょう?
でも、認めたくなかった。そうでしょ?」


「…っ」


「ごめんね?気付いてあげられなくて…」


「汐…」


「でも、やっぱり浮気は許せないから!!最低!!あんたなんか、こっちからわかれてあげる!!じゃあね!!」






そういって歩きだす汐。





「…ありがとう」





ユイトさんは小さく言った。

< 318 / 401 >

この作品をシェア

pagetop