‐hide‐ハイド
「あの、さ…」
少しずつ話出す央。
黙って頷く。
「この前は…ごめん。上手く頭ん中整理出来なくて」
「ううん、大丈夫だよ?仕方ないって、親友だと思ってた奴が同性を好きなんて、嫌だもんね」
「違う!!」
私の言葉に怒鳴る央。
ビクッと肩が震える。
「違う、違うんだ…びっくりはしたけど、違う事にショックだった」
…違うこと?
「親友じゃない…俺にとって琳は、好きな人なんだ」
「好きな、人…?」