‐hide‐ハイド

琳に告白されてからずっと考えてた。



私の気持ち。




琳を気持ち悪いなんて思わなかった。




伝えてくれたから、



自分の気持ちを伝えるのは、こわいこと。




それが、自分と同性なら尚更だ。





誰にも相談出来ない。




自分は人と違う。




おかしいんだって、嫌われてしまうと思うから。




実際、琳は徠に言う前は1人で堪えていた。




悩んで、悩んで、




苦しんで、




もがいて、



自分を責めていたんだ。



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