‐hide‐ハイド

私達はレストランに入って食事した。


「入学式どうだった??」




食べながら惟斗が尋ねてくる。


「ん~特になにも…あ!!新入生代表の子がね、凄かったんだ」


言いながら今日の入学式を思い返す。




あのヨウくんだっけ…?


凄かったよなぁ。


堂々としてたし…。



「凄いってなにが??」

「ん~カッコよかったって話!あれはやばいよ」


私がそう答えると、惟斗は不機嫌になった。

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