‐hide‐ハイド
「もう終わり?…てか終わりにしよ~?」
そう言ってニッコリ笑いながら相手の拳を受け止める。
流石に手の平痛いなぁ…
離さないようにガッチリ掴む。
「そろそろH・Rはじまるし…ね?」
ドサッ!
受け止めた手をそのままに足を払って反動で相手を投げた。
投げられるなんて初めてだろう。
しかも自分より劣っているはずの女子に。
目を見開いてこっちを見ていた。
「勝負ありってね!」
そういって手を持ち立ち上がらせた。